No.5

             
美ヶ原高原



王ヶ鼻
(標高2008m)





山のガイドさんに 花の名前は カタカナより 漢字の方が覚えやすいと聞いてさっそく実践。


今回は、王が頭ホテルでなく山本小屋に宿泊です。



7/26  美ヶ原高原







イワキンバイ
(岩金梅)

名のとおり岩場に生える 梅に似た黄色い花。






王ヶ頭 峰

ハクサンフウロ、ウスユキソウ、ハナチダケサシ
など。








7/26  美ヶ原高原







オオヤマフスマ
(大山衾)

ハコベの仲間に似ているが、萼片は花弁に比べてごく短い。
「衾」 は夜具のこと。
別名はヒメタガソデソウ。





コウリンカ (1)
(紅輪花)

下方に垂れて反り返る濃いオレンジ色の長い舌状花が特徴。







7/26  美ヶ原高原





ウスユキソウ (1)
(薄雪草)

頭花は「薄雪」に譬えられ、白い苞葉の上につく。





ウスユキソウ (2)
(薄雪草)

ヨーロッパ・アルプスの 登山家たちの憧れの花「エーデルワイス」 は
ウスユキソウの仲間。







7/26  美ヶ原高原







シャジクソウ
(車軸草)

和名は葉が車輪の軸のように付くことからくる。






ウツボグサ
(靫草)

花の落ちた花序の様子が、弓矢を入れる道具「靫あるいは空穂」に似ていることに由来する。







7/26  美ヶ原高原







アカテンオトギリ
(赤点弟切)

葉に赤い点が多く、オトギリは薬草の秘密を洩らした弟が、兄に切り殺されたという伝説から。






グンバイズル
(軍配蔓)

種がクンバイのような形をしている。







7/26  美ヶ原高原







ヤマサギソウ (1)
(山鷺草)

花を正面から見た形が流氷の海の生物クリオネ に似ていることから「草原のクリオネ」 と呼ぶ人もいるとか。






エゾハギ (?)








7/26  美ヶ原高原







ネバリノギラン
(粘り芒蘭)

花穂に ネバネバがあり ノギランに 似ることから くる。






ハナチダケサシ
(花乳茸刺)

花は白色、花弁が雄しべの長さの約2倍以上あり、小葉の先端が尖る。







7/26  美ヶ原高原







キバナノヤマオダマキ
(黄花の山苧環)

ヤマオダマキの距と萼片がクリーム色の変種。






テガタチドリ
(手形千鳥)

太い根が 手のひら状になっていて、花が千鳥の飛ぶ姿に似ていることからくる。







7/26  美ヶ原高原







ベニバナイチヤクソウ
(紅花一薬草)

樹林下や林縁などに自生する 半寄生植物。
花の色は淡紅色で花柱が長く突き出す。
「一番よく効く薬草」から「一薬草」になった。






牛さんたち
のんびりと。のんびりと。







7/26  美ヶ原高原





朝の観察に出かけました。   AM 6:00    7/27   美ヶ原高原









ハクサンフウロ
(白山風露)

発見された石川県の「白山」 にちなんだ名前。
ピンクの可憐で弱々しい花が 風に揺れるさまは美しい。





ノハラアザミ
(野原薊)

花の下部(総包)に粘りがあるのが ノアザミで、 ノハラアザミは粘りがない。





7/27  美ヶ原高原







シロバナヘビイチゴ
(白花の蛇苺)

ヘビイチゴ の白花種。
果物のイチゴと同じように つる性の茎を地面に伸ばして増える。





ヤマサギソウ (2)
(山鷺草)

ラン科、ツレサギソウ属は、どれも似たような淡黄緑色の花をつけるので 識別が難しい。






7/27  美ヶ原高原








八島湿原





シシウド (1)
(猪独活)

白い小さな花が 傘状に密集して咲く。根の部分をイノシシが食べる(?)ことからこの名前になったらしい。




ニッコウキスゲ
(日光黄萓)

別名を 禅庭花 と言う。
   (ゼンテイカ)
朝開いて夕方にはしぼむ一日花。





7/27  八島湿原







チダケサシ
(乳茸刺)

茎が細くて固く、乳茸(ちだけ)という食用キノコを 採った時、この草の茎に刺して持ち帰った ことからの命名。





エゾカワラナデシコ
(蝦夷河原撫子)

カワラナデシコの基準変種で、 花がやや大きく色が鮮やかな傾向があり、苞は2対しかない。






7/27  八島湿原







キバナカワラマツバ
(黄花河原松葉)

名の由来は、葉が松葉のように細くて、花が黄色いからで、 海岸の砂地から高山帯の草地まで 広い範囲に生える。





ウド
(独活)

別名 山独活
   (ヤマウド)
球形がバラバラに配置されたような形で面白い。






7/27  八島湿原







シモツケソウ
(下野草)

シモツケ(下野) と似ていますが、 シモツケ(下野)が木であるのに対し シモツケソウ(下野草)はソウ(草)とつくように草本です。





アカバナシモツケソウ
(赤花下野草)

シモツケソウの高山型変種。






7/27  八島湿原







キバナノヤマオダマキ
(黄花の山苧環)

「苧環」というのは麻糸を巻いた管のことで、距を立てた 花の形が似ていることからこの名がつけられた。





ホソバノキリンソウ
(細葉の黄輪草)

別名を 深山麒麟草
   (ミヤマキリンソウ)
キリンソウ より葉が細い






7/27  八島湿原







シシウド (2)
(猪独活)

大型の野草で草丈は人の背を越え2mほどになる。





グンナイフウロ
(郡内風露)

「郡内」とは山梨県の郡内地方の三ッ峠で発見されたため。
「風露」 は茎にある羽毛のような刺に付いた露が風に揺らぐ様を 表したという 風流な名前。






7/27  八島湿原







ノリウツギ
(糊空木)

ウツギと名が付くがユキノシタ科アジサイ属で、ガクアジサイやヤマアジサイ によく似ている。





カラマツソウ
(落葉松草、唐松草)

花が カラマツ の細い葉にそっくりなことから付いた名前。






7/27  八島湿原







?  ?







クサフジ
(草藤)

フジ に似るが、木の仲間ではなく カラスノエンドウ などの草類に属するので、クサフジ(草藤)と名がつく。
ヤマフジ やフジとは異なり、上に向かって花穂が伸びる。






7/27  八島湿原







ミヤマクルマバナ
(深山車花)

平地に咲くクルマバナとよく似るが、花の長さは1.5〜2pと大きく色も鮮やか。葉は卵形で鋸歯があり両面に毛が多い。




ヨツバヒヨドリ
(四葉鵯)

ひよどり(鵯)の鳴く 夏ごろ咲く ヒヨドリバナ そっくりで、葉が4枚づつ 付くので付いた名前。






7/27  八島湿原







コウリンカ (2)
(紅輪花)

細長い花びらが垂れ下り車の車軸のようなオレンジ色の花が目を引く。





タチギボウシ
(立ち擬宝珠)

ギボウシの名はつぼみの形が橋の欄干につける玉飾りの擬宝珠に似ていることに由来。






7/27  八島湿原






ヤナギラン
(柳蘭)

夏の高原の花の代名詞 4弁の鮮やかな 赤桃色の花が次々と開きます。




湿原の木道





あっという間の二日間。

初めて出会った花も多く
名前が判らない花も・・・

写真も これでもかと必死で撮りましたが・・・

出来栄えは いまいちです。 なにしろ 駆け足で 散策したので・・・ 

お疲れ様〜〜〜



7/27  八島湿原


            撮影 Canon EOS 60 D       ホーム        ページトップヘ       







 
inserted by FC2 system