2018    No.1
六甲高山植物園



ツルニンジン (1)


[ 蔓人参 ] ( 別名 ジイソブ )



和名の由来は、
根の形が朝鮮人参に似ているところからきている。





9/11  六甲高山植物園




ツルニンジン (2)



別名 爺蕎(ジイソブ)


「ソブ」というのは木曽の方言で「そばかす」を意味し、
爺さんのそばかす という意味。



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ミカエリソウ



[ 見返草 ]

別名 糸掛草(イトカケソウ)



名前「見返草」 は、美しい花なので、通り過ぎたときに 人が見返るほど綺麗だ ということからくる。 





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ヤマトリカブト


[ 山鳥兜 ]



有毒植物で植物全体に毒を含むが、とくに根に多い。

鮮やかな青紫色のカブト形の花をたくさんつける。

花びらのように見えるのは5枚の萼片である。





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レイジンソウ


[ 伶人草 ]



花の形が、

雅楽の演奏者 伶人「れいじん」
が被る に似ていることからこ の名がつけられた。






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マルバハギ (1)

[ 丸葉萩 ]

【ハギ(萩)】より

一般にハギと呼ばれる植物は、
マメ科ハギ属の中のヤマハギ節に属する数種類を含むもので、

特定の種類ではなく、外観の似ている種類の総称である。

          とある。

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マルバハギ (2)




ふつうに ハギ と呼ばれるのは

 ヤマハギ
 ミヤギノハギ
 ニシキハギ
 ツクシハギのことで,

ときにマルバハギも含まれる。 






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サクラタデ


[ 桜 蓼 ]


和名は花の色と形が、桜の花に似ていることに由来する。


この仲間の中では一番大きく、湿地や水辺などに生える。






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サギソウ


[ 鷺草 ]



盛夏のころ、朝露に濡れて咲く球根性のランです。


白色でサギが飛翔するような形をした花を茎頂に数輪咲かせる






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ミゾソバ


[ 溝蕎麦 ]

別名 牛の額(うしのひたい)


溝などの肥沃な水湿地に群生し、花と葉が蕎麦(そば)に似ているところから名がつく。


また、葉は互生し、形が牛の額にも見えることからウシノヒタイ(牛の額)とも呼ばれる。





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ツリガネニンジン


[ 釣鐘人参 ]


和名の由来は、花が釣鐘状で、根が 朝鮮人参に似ているところ からきている。


ソバナと良く似るが、ソバナの花は先が開いた釣鐘状になっている。





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ヤブマメ


[ 藪 豆 ]

「藪に生える豆」 なんて、ちょっと可哀想。

白と青紫のツートンカラーは、お洒落で品がいい。


花図鑑によると、
地上の開放花(ふつうに咲く花)とは別に、
地下の茎にも より小さな 閉鎖花をつけて果実を作る。
          とある。



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ツリフネソウ


[ 釣船草 ]


和名は、花の形とつき方が帆掛け舟を吊り下げたように見えることに由来する。


花は左右対称で、その先端は細長い距になっていてクルリと巻く。

この距の部分に蜜がたまる。





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ハガクレツリフネ (1)


[ 葉隠釣舟 ]


まさに葉に隠れるように花が咲く。

全体的に ツリフネソウとよく似た花の形をするが、

ツリフネソウの距が渦状に巻き込むのに対し、

ハガクレツリフネの距は、あまり強く巻きこまない。





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ハガクレツリフネ (2)



楚々として いいですね。
花の色も、
隠れるように咲くことも。

大の お気に入り です。



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ハガクレツリフネ (3)



花図鑑では

ハガクレツリフネソウ

と記載されているものもある。

どちらでもいいのかしら・・・



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クサアジサイ (1)


[ 草紫陽花 ]


クサアジサイの名前は、

アジサイ(紫陽花)のような花が咲き、草であることに由来している。



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クサアジサイ (2)




茎の頂きに、小さな花が集まった散房花序(無限花序)を出し、

多数の両性花と縁に装飾花 (中性)をつける。


花の色は、淡紅紫色、紅白色、または、白色である。






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クサアジサイ (3)




3枚の萼片が大きくなった装飾花は、花びらが大きく発達した花のことで、小さい両性花を囲むように存在する。


花の時期が過ぎても、花に見える装飾花が秋まで残っていてすごく美しい。





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ナンバンギセル


[ 南蛮煙管 ]


他の植物の根に寄生して、そこから養分を取りながら生育する寄生植物。


直立した花柄の先に淡紫色の花を横向きにつける姿が煙管に似る。






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マツムシソウ


[ 松虫草 ]


名前は、

松虫の鳴くころに咲くからとか

果実のかたちが巡礼の持つ松虫鉦(まつむしかね)に似ているからとか、

皮膚病に効く薬草として使われていたからとか、

など。。など。。




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アケボノソウ


[ 曙 草 ]


和名は、
白い花びらを明け方の空に、
花びらの斑点を夜明けの星に、
見立てて名づけられた。



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サワギキョウ (1)


[ 沢桔梗 ]


和名はキキョウの仲間であり、水辺の湿った場所や山地の湿地に生えることからサワギキョウと呼ばれる。



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サワギキョウ (2)



サワギキョウは楚々とした美しい花であるが、

全草に 有毒なアルカロイドの ロベリンが含まれる。




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ワレモコウ

[ 吾亦紅 ]

一説では、「われも こうありたい」 という思いを込めて名付けられたといわれている。

偶然です。一年前と同じ時期に同じ植物園にやって来ました。

新しくなったカメラと初デート
なんか 気が合いそうな予感がします。 嬉しい〜〜〜


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カメラ : Canon EOS kiss M レンズ:Canon EFM 18-150mm f/3.5-6.3 IS STM    ホーム     ページトップヘ    







 
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