2018    No.2
六甲高山植物園



キクバヤマボクチ (1)


[ 菊葉山火口 ]



ちょっと遅いかなと思って出かけましたが、行ってよかったです。
まだ待ってくれていました。





10/12  六甲高山植物園




キクバヤマボクチ (2)




う~~ん

見事です!!



後ろの大木が隠れるほどに。。

でも、ちょっと遠い。。。。。






10/12  六甲高山植物園




キクバヤマボクチ (3)





アザラシの毛に 似ている。


つぼみの時から 生まれながらのドライフラワー。







10/12  六甲高山植物園




キクバヤマボクチ (4)






雄しべの葯が合生して1本の筒になって、筒の中から雌しべが飛び出している。







10/12  六甲高山植物園




キクバヤマボクチ (5)





名は、葉がキクの葉に似ていて、火付け材に使ったことからくる。


ボクチ は、火口(ほくち)の意味。

火口 は、ひうち石を打ちつけた火をうつしとるもののこと。






10/12  六甲高山植物園




キクバヤマボクチ (6)



頭花は黒柴色で雁首状に横または下向きに咲く。

地味だが、
見れば見るほど美しい~~。




10/12  六甲高山植物園




キイジョウロウホトトギス


[ 紀伊上臈杜鵑草 ]




「山里の貴婦人」とも呼ばれる。


世界では、
紀伊半島だけに分布する。







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ナギナタコウジュ


[ 薙刀香薷 ]



そり返った花の穂がナギナタに似ており、シソ科の植物特有の強い香りがあるので ナギナタコウジュと呼ばれる。







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リンドウ (1)


[ 竜胆 ]



漢名の「龍胆」の音読みの
「りゅうたん」が、いつの間にか
「りんどう」になったらしい。


また、ただ単に龍の胆のように苦いから、との説もある。






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リンドウ (2)




花は太陽の光を浴びた時にだけ開き、群生せずに1本1本咲く。


また、敬老の日のプレゼントとして定番の花になった理由は、

リンドウの紫が高貴な色で、
根が生薬として重宝されたことからくるらしい。





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ダイモンジソウ


[ 大文字草 ]


花弁は5個あり、上側3個の花弁に対して下側2個は長く、「大」の字に見えることから名がつく。




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マツムシソウ


[ 松虫草 ]


秋の季語ともなっている。

小花が集まって大きな頭状花を形づくり、外側の花弁が大きく広がるのが特徴。




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ホトトギス


[杜鵑草 ]


花弁の斑点が、鳥の ホトトギスの胸の模様に似ていることから名づけられる。

また、格調高い花として茶花や 生け花に古くからよく用いられてきた。



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シクラメン・
   ヘデリフォリウム



ヨーロッパ各地、地中海沿岸、小アジアに自生する 秋咲きの原種シクラメン。

木漏れ日を浴びて、ところどころ輝いて見えました。



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アキノキリンソウ


[ 秋の麒麟草 ]




花が泡立つように咲くので、

別名を アワダチソウ という。






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ヤマトリカブト


[ 山鳥兜 ]


鮮やかな青紫色をした 兜形の花をたくさんつける。


全草に、猛毒のアルカロイド を含み 世界最強といわれる有毒植物らしいが、この植物園では あちらこちらと 手の届くところに咲いている。

大丈夫かしら・・・





10/12  六甲高山植物園




ミヤマウズラ


[深山鶉 ]



多分・・・です。


遠いので顔が見えないのと・・・

ウズラに似た葉も隠れて写っていないので・・・






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キセルアザミ


[ 煙管薊 ]


和名は、茎葉が少なく、
花が 煙管(キセル)のように見えることに由来する。

花は横向きから下向きに咲き、美しい顔は拝めない。

マアザミという別名は、若い葉を食用にすることから真のアザミという意味でつけられたらしい。





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キバナノツキヌキホトトギス


[ 黄花の突抜杜鵑草 ]


世界で宮崎県尾鈴山にのみ自生する固有種。

ツキヌキは 茎が葉を突きぬけて伸びていることによるが、 花も葉の上に咲いているように見える。

世界的な希少種で、私ももちろん初めて見る。

このキバナノツキヌキホトトギスはキバナノホトトギスとともに宮崎県だけに自生しているが、人為による乱獲で 国や県の絶滅危惧1B類に指定されている。



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ジャコウソウ


[麝香草 ]


茎や葉に麝香の香りがあるというのが名前の由来。

麝香の香りは いずこに~。



10/12  六甲高山植物園




休憩所



大型台風の襲来で 大木が倒れ、進入禁止 の箇所が 何か所かありましたが、

強風にも負けずちゃんと咲いていてくれた花たちに感謝です。

その上、希少な 初見の花にも出会えて、ラッキーな一日となりました。


10/12  六甲高山植物園


カメラ : Canon EOS kiss M レンズ:Canon EFM 18-150mm f/3.5-6.3 IS STM     ホーム     ページトップヘ    







 
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