東 海 道 五十三次 ウォーク (第一回)  2018. 04. 07



京・三条大橋


スタートは 三条大橋

橋のたもとにある
弥次さん、喜多さんの像





第一回の特別講師は"ひげの梶さん"こと、梶本晃司 先生

「高島 礼子・日本の古都」(BS−TBS)に出演された歴史評論家で、

江戸時代、当時の人々の暮らしや街道を行きかう人々の様子などを ユーモアたっぷりに説明。







橋の反対側から











京・三条大橋



1590年、豊臣秀吉が大改修を命じた 石柱の橋。

擬宝珠と木造欄干が残る。









池田屋事件の時についたとされる 刀傷。









高山彦九郎先生皇居望拝跡

像は、高山彦九郎が台座の上で御所を排している様。








三条通

 しょうき
「鍾 馗 さん」
玄関口の小屋根の上のユニークな表情をした像。

もともとは、中国の玄宗皇帝の夢枕に現れて鬼を退治したという魔除け、火除けの神様

京都の人たちは親しみを込めて“しょうきさん”と呼ぶ。





白 川

両岸の柳が風に吹かれてとても美しい〜〜。







三条通白川橋道標

碑文は、
【北】三条通白川橋
【東】是よりひだり ちおん
   ゐん
   ぎおん きよ水みち
【南】延宝六戌年三月吉日
          云々。





坂本龍馬結婚式場跡


元治元年(1864) 8月初旬

坂本龍馬お龍内祝言をあげたとされる場所。









神宮通  交差点










平安神宮の鳥居を望む

観光バス、乗用車、観光客がいっぱい。





岡崎公園


花の枝をもって記念撮影している人が多数。

きまって アジアの外国人。





疎水を行く観光船

琵琶湖から京都に水を引く琵琶湖疏水を利用した船下りが 2018年春に復活。
よく調べるとこの船は・・

琵琶湖疏水通船 ではなく
岡崎わかば回廊
      十石舟めぐり
でした。






蹴上 に向かう。

ハナミズキ の花が満開!!






蹴 上


趣のある建物と白いハナミズキがしっくりと。











蹴上発電所













蹴上上水場に向かって。







蹴 上

ねじりまんぽ


トンネルの入り口に篆書体で雄観奇想と書かれている。

詳しく調べてみると・・・
琵琶湖の水を京都にまで引くことなど夢物語であった明治の時代に、奇抜なアイデアを 抱き実現させてしまったのは
発案者で当時の京都府知事・北垣国道 と、推進役の若きエンジニア・田辺朔郎

気の遠くなるような作業を5年重ねて琵琶湖から京都まで物資を運ぶ水路・琵琶湖疏水を貫いた。

ねじりまんぽの上を通る線路はインクラインと呼ばれる。 その傾いた地形の真下に掘られたこの小さなトンネルは、強度を保つためにレンガを斜めに積むねじりまんぽという
独特の技法が用いられこの名がついた。

それぞれの入り口には、
雄観奇想 陽気発所 と刻まれた扁額がある。


日向大神宮 の入り口





くるま いし
車 石

車石とは、牛車(荷役)用の轍を石に刻み敷設したもの。

江戸時代、大津の港に荷揚げされた米などの物資は、牛車(うしぐるま)によって東海道を京都まで運んでいた。



そこで・・・ 牛車の車輪がぬかるみにはまらないように大津━京都間の3里約12 kmの道に両輪の幅に合わせて2
列に石を敷くという一大土木工事が実施された。

敷かれた石は、頻繁な牛車の通行によって擦り減りU字型の凹みが残っていった。
その石がいつの頃からか車石と呼ばれるようになる。




江戸時代の街道政策を今に伝える貴重な文化財。


梶本晃司 先生 の 駄洒落のたっぷり入った街道話を聞きながら 15分間休憩。






旧東海道


三条通の自動車道をそれて細い道に入っていくと左側
に旧東街道の道標がある。







”進入禁止” の標識を目印に一方通行のせまい道に入って行く。

反対方向から歩いてくるとよく間違った道に入ってしまうらしい。








旧京阪電車の 跡地公園







五条別れ道標

道標には、
・左ハ 五条橋
   ひがしにし六条大佛
   今ぐまきよみず道
・右ハ 三条通
と刻まれていて、五条大橋方面へ行くなら左方向へ
三条通りへは右方向へ


徳林庵(山科地蔵)

1550年に創建された 臨済宗南禅寺派の寺。

日本通運のロゴ発祥の地でもありここの手水舎にはお馴染のマル通マークがある。

これやこの 行くも帰るもわかれては 知るも知らぬもあふ坂の関 (百人一首  蝉丸)

蝉丸・人康親王 供養塔





山 科


【第1回】 東海道53次
  ぶらり歴史街道あるき


に参加する。



ゴール 近くの街道の様子。

約10Km をウオーキング。

名残の桜、満開のハナミズキを愛でながら・・・

梶本先生やリーダーの説明を聞きながら・・・

外国人の観光客の多さに驚きながら・・・


ゴールの井筒八つ橋本舗追分店でいろいろお買い物。

あれこれと試食をしてお茶をいただいていたら、いっぱい聞いた歴史の内容はすっかり消えていきました。


      2018. 04. 07



撮影 Canon EOS M3  &  Nikon COOLPIX P610       ホーム        ページトップヘ      





 
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