蹴 上
ねじりまんぽ
トンネルの入り口に篆書体で雄観奇想と書かれている。
詳しく調べてみると・・・ 琵琶湖の水を京都にまで引くことなど夢物語であった明治の時代に、奇抜なアイデアを
抱き実現させてしまったのは 発案者で当時の京都府知事・北垣国道 と、推進役の若きエンジニア・田辺朔郎 。
気の遠くなるような作業を5年重ねて琵琶湖から京都まで物資を運ぶ水路・琵琶湖疏水を貫いた。
ねじりまんぽの上を通る線路はインクラインと呼ばれる。
その傾いた地形の真下に掘られたこの小さなトンネルは、強度を保つためにレンガを斜めに積むねじりまんぽという
独特の技法が用いられこの名がついた。
それぞれの入り口には、
雄観奇想 陽気発所 と刻まれた扁額がある。
日向大神宮 の入り口
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