2011.5.31(火)〜 6.08(水)

スウェーデン王国


面積  45万Ku
人口  約910万人
通貨  クローナ
首都  ストックホルム  
ノルウェー 王国


面積  38万5千Ku
人口  約480万人
通貨 ノルウェークローネ 
首都 オスロ
デンマーク 王国


面積  4万3千Ku
人口  約550万人
通貨  デンマーククローネ 
首都  コペンハーゲン
フィンランド共和国


面積  33万8千Ku
人口  約520万人
通貨  ユーロ 
首都  ヘルシンキ

"北欧" と言えば、オーロラ、フィヨルド、バイキング、白夜、サンタクロース、ムーミン、素敵なデザイン。
そして アンデルセン、ノーベル、ムンク、ヤコブセン、 ウェグナー、ジョージ・ジェンセン など。
さらに、人魚姫の像、ムンクの絵画、ムーミンなど 北欧 の魅力あふれる世界をご紹介します。
今回、街歩きをしている感覚で 車窓からの風景も入 れてみました。4ヵ国なので 随分長くなっていますが スライドショーは タイトルをクリックしてご覧ください。





    スウェーデン

スカンジナビア半島の東半分を占め、北は北極圏まで広がっています。

ストックホルム (スウェーデンの首都)


「水の都」、「北欧のヴェニス」 とも言われ、水の上に浮いているような 北欧最大の都市。


1252年に摂政 ビリエールが ガムラ・スタンに城壁を築いたことが起源となっている。


街は14の島から成り、市の面積の13%を 水が占めていて、市中心部にも水部が入り組む美しい景観となっている。






何気なく置かれた自転車や、人形のある店先に注目です。 おしゃれですね。


是非みてみたいと思っていた高さわずか14cmの小さな少年像(アイアンボーイ)を必死で探しました。 ようやく見つけて 大感激。


なぜか台の上には、賽銭のようにコインが置かれていました。








ストックホルム発祥の地。


大広場、大聖堂、リッダーホルム教会など歴史の舞台となった建物が多く、中世の面影を色濃く残しています。


大広場では子供たちが、大聖堂の前では大人たちがゆったりと過ごしていました。





ドロットニングホルム宮殿

フランスのヴェルサイユ宮殿を模して建設され、1982年から 王室の居城となっている。




庭園には、ライラックやトチノキと思われる珍しい花が咲き誇っていました。




宮殿そばの売店で、深緑色の透かし彫りの入ったグラスをゲット。 意外と蝋燭立てにいいかも・・




市 庁 舎

メーラレン湖に優雅な姿を映して建っています。 中庭は高校の卒業を祝う親たちで賑わっていました。






「青の間」では、毎年 ノーベル賞受賞者の 公式晩餐会が開催されています。使用される器も陳列されて。






金箔モザイクで飾られた「黄金の間」では、戦争への怒りを込めた メーラメン湖の女王の壁画が見られる。






昼食は、地元でとても有名な「MINERVA」という店で、カナッペ、ミートボール、バニラアイスを頂く。



フラウベリーソースが何とも美味でしたが、狭い店内の席は我々に占領されてしまって・・・





もうすぐ長い 夏季休暇がはじまるせいか、街行く人々はゆったりと思い思いに楽しんでいるようでした。


環境に対していろいろな取り組みがされていて 車は市内に入る時 お金を払うことになっていたり、車にキーを入れると ライトが付くように設定されているようです。


エコカー・自転車専用の車道があり、自転車道での事故は自転車優先だそうです。



6月1日 高校の卒業式。今日から大人の仲間入りができ なにをしてもOKだそうです。



白い帽子をかぶり、口笛やラッパを吹いて、卒業生も家族も街にくり出していました。




カールスタッド

ストックホルムからオスロへ向かう途中、ヴェーネルン湖岸の街 カールスタッド で昼食。



 スエーデンとノルウェーの国境で両替をする。      世界中どこに行っても存在するマクドナルドの店。





     ノルウェー

氷河が残した自然の驚異 フィヨルド と 緑に抱かれた国です。

オ ス ロ(ノルウェーの首都)

国立美術館

ムンクの代表作 「叫び」 のほか、ゴーギャン、ピカソ、モネ など著名な画家の絵が収蔵されている。




彫刻も多く展示されていますが、なんと 入場料無料。 カメラOK(フラッシュは禁止)。 下右はモジリアーニ。




5歳の時に母を結核で亡くしたムンクは、「愛」、「生」、「不安」、「死」 をテーマにした 作品を残しています。



ノーベル平和賞の授与式が行われる オスロ市庁舎です。

中に入ると先ず巨大な壁画が目に飛び込んできます。 二階へ進むと、ムンクの間の壁一面に 「人生」という絵が飾ってあります。

二階から眺められる オスロフィヨルドに、3日後に乗るDFDSシーウェイズの姿がありました

ノーベル平和賞の授与式がなぜ オスロで行われようになったかは、ちょっと長くなるので またの機会に・・・

街歩きです。 最後は、新しいオペラハウス。




王宮には現在も国王が暮らしている。運よく衛兵の交替式が行われていた。

1905年までノルウェーはスウェーデンの支配下にあったため、王宮の前には当時のスウェーデン王 カール・ヨハンが馬に乗った銅像がある。

ヴィーゲラン公園は彫刻家グスタフ・ヴィーゲラン がデザインした大型公園で、象徴はモノリッテン。 おこりんぼうの像も有名。

ヴィーゲラン作の彫刻212点も配されているが 作品は見る人が判断するという作者の意向から 解説は一切ない。





オスロから 途中 ティリフィヨルド湖に寄り、昼食場所のソルスタッドまでドライブです。


オスロから車で一時間ちょっと行ったところにある 淡水の湖 ’ティリフィヨルド湖 ’ ご覧のとおりの素晴らしい景色と 可憐な花々が広がっていました。


昼食はソルスタッドのレストランで頂く。
ウインタースポーツの メッカらしい。山肌は バリカンで剃られたみたいになっていました。 





ゴールもヤイロ も ウインタースポーツのメッカらしい。半年近く雪の世界なので当然かも。

森林限界点は985mで、植物もコケ類に変わっていきました。

ウスタオセは、標高1200m 。日本では3000m くらいになるそうで、みるみるうちに雪と氷の世界になりました。 やっと ダウンコートの出番になりました。

ヴォーリングの滝は落差182m。 滝壺は見えなくて 水しぶきが立ち上がっていました。





ブリムネス、 ウルビック (ハダンゲルフィヨルド地区)

ブリムネスから ブルラヴィーク までバスに乗ったままフェリーで移動。






フェリーから見た エイドフィヨルド も感動です。






リカ ブラカネス ホテル

ハ(ル)ダンゲルフィヨルド の見える 最高のホテルの 最上階の部屋に宿泊です。






夜10時を過ぎても明るくて、素晴らしい景色に見入っていました。






    ハダンゲルフィヨルド     作曲家 グリーグが愛した村や、バイキングの拠点として繁栄した村があり
                        穏やかな山並みと、果樹園に彩られる 美しいフィヨルドを ご覧ください。



























ベルゲン鉄道 と フロム鉄道

ベルゲン鉄道  ヴォス ⇒ ミュールダール

ハプニングがありました。 車窓からの雄大な景色に見とれていたら、バンバンと大きな音がして 煙と変な臭いがたちこめてきた。 急いで前の車両に移動。異変のあった車両は切り離して 無事ミュールダールに到着です。


フロム鉄道  ミュールダール ⇒ フロム

ミュールダールでフロム鉄道に乗り換えてフロムへ。 途中のショースの滝では 妖精が現れると案内があったので 必死でカメラを構える。見えました〜〜(笑)。

フロムからグドバンゲンまでクルーズ観光です





ソグネフィヨルド クルーズ観光

世界最長・最深のフィヨルド・ソグネフィヨルド のクルーズ観光に出発です。






どうやら村みたい。船が立ち寄りました。 ノルウェー語は全くわからないけど・・






こんな奥深い所にも人家があるのに驚く。 郵便局はあるの・・ 学校は・・






下右は、草屋根のショップ。 混雑しているのに店員さんは、たった一人。 頑張って〜〜






ラルダール

ソグネフィヨルド地区にある小さな村。 どの家のライラックも満開。 きれい〜〜






かわいいお店があり、赤いベンチをいくつも見つけました。






ホテルの名は  "リンドストローム"       ホテル前の トチノキ の花が見事でした。






スターブ教会

古い木造教会は残念ながら修理中。でも屋根のバイキング時代の 名残りと思われる魔よけの龍頭がしっかり空をにらんでいました。







5:45 コペンハーゲンに向けて 出航です。海側 船室なのですこぶる快適。

夕食は コルトボール(北欧式ビュッフェ)。 夏の名物 ・ ゆでザリガニ を食べてみる。

船上からの景色。

そして朝方、クロンボー城 が見えてきました。

コペンハーゲンに着いて クロンボー城を見学。シェイクスピア作の「ハムレット」の舞台として有名で 「王子 Amleth」の最後の「H」を頭にもってきて「HAMLET」としたそうです。 






     デンマーク

アンデルセンを生んだ おとぎの国です。北欧の玄関口となっていて、美しい町が多く存在します。

コペンハーゲン(デンマークの首都)


ビール王と呼ばれた カールスベア社の 創業者。 J・C・ヤコブセンの援助で再建された城の内部は、きらびやかな内装で 貴重な装飾品、絵画、宝物などが展示されている。

街歩き

王室御用達の陶磁器ブランド
     ☆ ロイヤル・コペンハーゲン
同じく銀製品の老舗
     ☆ ジョージ・ジェンセン  
を訪れる。
ジョージ・ジェンセン は、数年前に憧れの腕時計を購入していたので感激。





全長80cmの愛らしい姿は、毎日カメラの放列にあっている。 アンデルセンのバレエ 「人魚姫」をモデルとしているが 本来魚であるはずの下半身に足があるのは、モデル・エリーネの足があまりにも美しかったからだとか。

アマリエンボー宮殿は、現在もマルグレーテ女王をはじめ王族が暮らしている。宮殿や衛兵に近づかないように!  本当に撃たれるらしい。

ニューハウンは、運河に沿って カラフルな木造家屋が立ち並ぶ。アンデルセンが愛した場所でもあり 実際に居を構えた 家の壁には彼の名前と来歴を刻んだ石板が埋め込まれている。





「階級の差別なく 誰もが楽しめる施設を 」
との方針で生まれた アミューズメント・パーク。
総面積8万5000uの広大な敷地は おとぎの国に来たみたい。夕食は 公園内のレストランで。

自由解散となり、コペンハーゲン中央駅 に立ち寄ってみる。

最後は、高架下に停まっていたクレヨン色をした電車。  誰を乗せて 何処へ行くのかしら・・・






     フィンランド

神秘のオーロラが舞う「森と湖の国」で、国土の約70%が森林、約10%が湖沼や河川となっています。

ヘルシンキ(フィンランドの首都)

シベリウス公園

交響詩 「フィンランディア」 などで知られる作曲家・シベリウスを記念して造られた公園。






夏の光を惜しむかのように・・・  ウオーキングしたり・・・ ゲームをしたり・・・






テンペリアウキオ教会

天然の岩山をくり抜いて造られた教会。教会を示す小さな十字架 に注目。180枚の窓ガラスから やさしい光が差し込む。






元老院広場  大聖堂

白亜の外壁と緑色のドームのコントラストが美しく、広場は市民の憩いの場となっている。






大聖堂から徒歩3分のところにあるマーケット広場など。 シリヤ・ライン発着ターミナルも遠くに・・・






今回、ムーミンには会えなくて・・・・・

      



見どころいっぱい、好奇心いっぱいの北欧の旅。大変長くなってしまって。最後まで見て頂いて有難うございます。
地球の胎動を感じる 自然風景から、極寒の冬の暮らしで培われた 独特のデザインセンス、自然が育んだ美食、そして
温もりのある 手作りクラフト、大人になっても心躍る 物語の世界。 魅力が満ちあふれていました。
オーロラ、サンタクロース、ムーミン などには会えませんでしたが、ノーベルは 生涯独身で、どうしてダイナマイト
を発明したか、ムンクや アンデルセンの生き方なども、ほんの少し知ることができたように思います。
次回は是非 オーロラを・・・・・


撮影 Canon EOS Kiss X3  &  Canon IXY digital 830 IS  &  Panasonic TZ3      ホーム      ページトップヘ     





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