2017.7.05(水)~ 7.10(月)
  スリランカ民主社会主義共和国

スリランカ は「光り輝く島」という意味で、インドの東南端から30kmのところに位置する島国。 その自然の豊かさからインド洋の真珠とも、その歴史の悲しさからインド洋の涙とも呼ばれる。 1948年、イギリス連邦 セイロン自治領 として独立する。
1972年、共和国としてイギリス連邦から独立し、もともと国民に呼ばれていたスリランカと改称。
1978年、正式国名スリランカ民主社会主義共和国に改称。首都は スリー・ジャヤワルダナプラ
     通称コーッテと呼ばれるが、事実上の首都は 政府機関が多くが残るコロンボ である。

     

首都:スリー・ジャヤワルダナプラ(通称コーッテ)

国旗:赤地に黄色のライオンはシンハラ人のシンボル。
   四隅にあるのは、仏教のシンボル菩提樹の葉。
   左の緑とオレンジは、それぞれイスラム教徒と
   ヒンドゥー教徒のタミル人を表している。

面積:6万5,607㎢(北海道の約0.8倍)
宗教:仏 教    70%(おもに シンハラ人)
   ヒンドゥー教 10%(おもに タミル人)
   イスラム教  8.5%(スリランカ・ムスリム)
   キリスト教  11.3%

人口:約2067万人(2014年)
言語:インド・アーリア系のシンハラ語、
   ドラヴィダ系のタミル語 が公用語。
   (都市部では英語もかなり通用する)
通貨:スリランカ・ルピー




シギリヤ (シーギリヤ)

旅のハイライトは、ジャングルの中に突如として姿を現す” シギリヤ・ロック ” です。空に向かって ほぼ垂直に切り立つその岩肌は、周囲の緑と対照的な赤褐色をしている。さらに驚くべきはこの岩山 の頂上に華麗な王宮を建てて11年間住んだ 狂気の王”カーシャパ Kasyapa”がいたという事実です。






シギリヤ・ロック  ~ たった一人の王による狂気と孤独の夢の跡 ~


      写真提供 ガイドブック
地面から隆起した巨大な楕円柱は、標高370m 岩頸そのものの高さは 約195mで 周囲は切り立った崖に覆われ侵入者を拒んでいる。

難攻不落とはいえ建築することも、そして生活をすること自体が難しかったであろう絶壁に囲まれた岩 頸上の王宮は、狂気と孤独の王と呼ばれる一人の王によって造られ彼の自害によって歴史からほとんど 消し去られてしまっていた。



イギリス統治下にあった1875年、この岩山を望遠鏡で眺めていたイギリス人が 鮮やかな色彩の シギリヤ・レディを見つける。

約1400年に渡り 密林に埋もれていたミステリアスな遺跡は、現在ユネスコの世界遺産に指定されている。




  入口を入ると、かつて ワニが住んでいたといわれる 水路ハスの貯水池王の沐浴場 など整備された庭園が広がっている。





真っすぐの小道の向こうに シギリヤ・ロック が現れます。 ラピュタの世界 ! !  狂気の王がつくった 天空の宮殿です。

  頂上までは、なんと1200 段と 2段の階段がある。        後の2 段は、頂上でのお楽しみらしい。。。




石窟寺院、説教の岩場などを横目に・・ ”さあ、頂上までの 1200 段 を制覇 しよう ! ! ”  でも 不安がいっぱい・・・

  はやくも、石の階段が次々と現れる。           右下は、瞑想の場 ? 説教の岩場 ?




巨大な岩の間をくぐる。    螺旋階段を登って シギリヤ・レディ へ。    巨大な一枚岩の 会議場


★ 石やレンガの階段を登り さらに鉄製の螺旋階段を登ると、断崖の中腹に 美女の壁画 シギリヤ・レディ がある。
  当初は500体あったようだが、風化により現在は 18体が残るのみで、ここは 2016年1月 から 撮影禁止となる。



  ゾウの背中を上から見たような形の エレファント・ロック     左下は、 住居跡 と 投石機   

 右、ピンク色は ミラーウォール。その上の螺旋階段の上に濃茶の日除けで覆われた シギリヤ・レディ がある。 

★ 壁画の下に位置する廻廊の壁は ミラーウォール と呼ばれていて 高さは約3m 真珠のような輝きを持ち
  反対側にあった美女を鏡のように映していた。さらに行くと ライオンの入口 と呼ばれる踊り場に出る。




「ライオンの入口」 は、前足の一部しか残っていないが、以前は、足、頭部があり ライオンが口を開け座った形に
 なっていて階段を上っていくと、ライオンの喉に飲み込まれるような感じになっていたのではと 考えられている。


 シギリヤ(シーギリヤ)の語源は、シンハラ語の シンハ (ライオン) + ギリヤ (のど) が変化したといわれている。 




ライオンの前足から鉄製の急な階段を登ると、周囲 360°の絶景が待つ シギリヤ・ロック頂上です。やったぁ~~ ! !

頂上から見える三角形の山は、王に追い出された僧たちの修行の場。    右下、 なんとも贅沢な「王のプール」




頂上の風景。 吹き抜ける風が気持ちいい~~  権力を手にした若き王は どんな気持ちで眺めていたのでしょう~~

何段かの階層に分かれた宮殿の遺構が数多く残っている。     絶景かな ! !  諦めないで 登ってきて よかった ! !


頂上の宮殿跡に残る 階段 2段
この上に上がって1200段+2段を
制覇したことになる。

(なぜか水のペットボトルが・・)


王の椅子            王が備えた 投石機             コブラの岩

  真ん中の 巨大な石(投石機)は、カーシャバ王が、敵の侵入を防ぐために備えた 仕掛けで
   1500 年以上もの間、小さな石や土などで支えられ山の斜面にくっついたまま残っている。





え~~ あんな所に人が・・どうやって行ったのかしら・・    11年天下 。。。 盛者必衰 夢のごとし 。。。

ドイツ人の 父と2歳半の息子。 母はカメラ片手に自由行動。     途中で会った 長い尻尾の野生のさるトクモンキー 




シギリヤ博物館

   2009 年夏、J I CA の援助を受けて建てられる。     館内からも シギリヤ・ロック が見えるよう設計されている。

   博物館の前の池。                    スイレンと水草がびっしりと。




フレスコ画・ シギリヤ・レディ の レプリカ。 基本的に裸の女性は位が高く、位が低くなるにつれ服を着ている。


★ 5世紀の後半、父・ダートゥセナ王 を殺害し 権力を手に入れた カーシャパ王 は、追放した   異母弟の報復を恐れ その恐怖から逃れるようにジャングルの奥地にある シギリヤ に王都を   遷都し、岩の上に狂気ともいえる 宮殿を建てる。

★ 安定は続かず11年後、インドに亡命していた異母弟・モッガラーナに攻め込まれ敗北をしる   と自ら命を絶ってしまう。カーシャパ王亡き後は王都がアヌラーダプラ に戻され、シギリヤ   はいつしか 民にも忘れ去られていった。

★ 1400年の月日を経て眠りから覚めた18人の美女たちは、遠い時間の流れを忘れさせてしまう   ほどにエキゾチィックな笑顔と、輝きを残す色彩で、多くの人々の心を引きつけて止まない。




アヌラーダプラ

いまからおよそ 2500年以上も前にスリランカ最古の都があった所。その文明を象徴するかのように 巨大なダーガバ(仏塔)は天にそびえ、数々の彫刻は どれも柔和な表情を浮かべている。
仏教は、この聖なる地からスリランカ全土へと、そして ミャンマー(旧ビルマ)、タイカンボジア へと、世界各地に広がっていった。

イスルムニヤ精舎

通称ロック・テンプルと言われ、天然の岩を利用して造られたもの。
紀元前3世紀ごろ 当時の王デーワーナンピヤ・ティッサ王が 仏教の保護を目的にこの地に建設した。
スリランカの寺は、入口を入ると裸足か靴下になり、帽子を取って参拝する。


自然の岩を彫るように造られた御堂、極彩色の仏像がある本堂、岩の上に造られた ダーガバ(仏塔) がある。

   左中、カワセミ に似た アオショウビン。 左下、ガードストーンが守る石段を上がって参拝。靴下をはいていても熱い。   




正面左手の本堂には、大きな涅槃像や仏像が安置されていて、 天井や壁も極彩色の模様で飾られている。

  精舎の中に横たわる大仏が塗り替えられた際には、浅草にある 浅草寺の援助があったと言われている。   




岩の上に安置された涅槃像と石の足形。        岩の上から アヌラーダプラの街を眺める。

  中学生くらいのグループと出会って 記念撮影。     本堂は岩を削って建てたそうで、裏手から岩を上る。




    美術館のようになっている 宝物館。        右上は、王の椅子(文字が読めるといいなあ・・・)

 左上、  王のファミリー                 右下、  恋人の像  




ルワンウェリ・サーヤ大塔

紀元前2世紀ドゥッタガーマニー王により建立された。建立当時は高さ110m !
その後の変遷や荒廃で小さくなり、今は高さ55m、直径約80mの仏塔です。

レンガの上を真っ白な漆喰で塗り固められた 大きな ダーガバ(仏塔)! !
中には、仏舎利が納められています。


 門をくぐり石畳の歩道を進んで行くと、木々の間から空に向かって真っ白な建物 ルワンウェリ・サーヤ大塔が現れる。

 途中の道は 炎天下の下 補修作業が進められていた。右下 石柱が立ち並ぶ ローハ・プラサーダと呼ばれる僧院の跡。




拝観の際は、脱帽で裸足か靴下。下の石がすごく熱いので 分厚い靴下がお勧め。 カオムラサキラングール がお出迎え。

がずらりと並ぶ台座。 圧巻 ! !  これはこの塔を建てた時 象の力で地ならしをしたためと言われている。




スリー・マハー菩提樹


    写真提供 ガイドブック
仏陀がその下で悟りを開いたといわれるブッダガヤの菩提樹の分け木で現存 する最古の菩提樹といわれている。 

左の写真はスリー・マハー菩提樹エリアへの入口。


紀元前3世紀に植樹された菩提樹は枝分かれし青々と茂ってはいるが 1本1本の枝は樹齢2000年とは思えないほど細い。

 アショーカ王の娘サンガミッタ王女が持ち帰り 紀元前288年に デーワナンピヤ・テイツサ王が首都アヌラーダプラに植樹した。




  下の石が熱いのでけっこう火渡りの修行をしている気分になる。  一般の人は、菩提樹のすぐそばには行けない。  

  ゾウなどの野生動物からこの菩提樹を護るため、周囲に石台や鉄柵が造られた。  レンガの一個一個に文字が。。




ミンネリヤ国立公園

スリランカ最中央部に、文化三角地帯(Cultural Triangle)と称される 世界有数の大遺跡群が残る
地域がある。 その文化三角地帯の内にあって、ゾウ に出会うことができる 最も有名な国立公園が
ミンネリヤ国立公園

ミンネリヤ国立公園


     写真提供 ガイドブック
スリランカゾウ大集合で知られる ミンネリヤ国立公園
          ( Minneriya National Park )
毎年5月から夏にかけて 公園内に生息する野生のゾウが水や草を求めて集まる エレファント・ギャザリング を見ることができる。



ジープサファリに参加し、象のギャザリングを求めて、いざ、出発 ! !  ドライバーさん、結構なスピードです。

草原の中をどんどん進んで行きます。結構悪路 ! ! 車酔いする方は酔い止めの準備を。  遠くに 一頭の ゾウ !!




 ゾウは、日中 林の中で休んでいるらしい。やっと二頭目のゾウ発見。 たくさんのサファリカーが集まってきた。

 牙はありませんが、車に接近。すごい迫力で上手く撮れない。 これが、何十頭 何百頭 いることを 想像すると・・ 




 公園内で見かけた クジャク。   顔が黒い カオムラサキラングール と呼ばれる スリランカ 固有種の サル。

2時間半のサファリは 結構 ハード。   エレファント・ギャザリング は見れなくて 残念。 


★ スリランカでは牙を持つ象は少なくオスの7%にも満たないと言われている。牙のある象 タスカーは神聖視され、
 スリランカの最も有名な祭りペラヘラ祭りで、仏歯を運ぶ象はもちろん タスカー(牙あり) と呼ばれるゾウです。





ダンブッラ

キャンディアヌラーダプラを結ぶ幹線道路沿いにある小さな町。スリランカ最大の 石窟寺院がある。


ダンブッラ石窟寺院

ダンブッラの石窟寺院は 黄金の大仏から奥へ進んで岩山を登った先にある。
その岩山の頂上付近にある天然の洞窟に 大小5つの石窟があり 其々極彩色の壁画が描かれ 大変な数の仏像がある。

ダンブッラ水の湧き出る岩という意味


丸い岩山の山頂付近。左側の建物に受付があり石窟寺院に入る。 20km 離れた シギリヤロック が遠望できる。

 入り口から少し下りた所に5つの石窟が並んでいる。寺院は180mほどの岩山の上にあるため 急な階段を登っていく。




スリランカの他の寺院と同様に ダンブッラ の石窟寺院でも、入場前に 靴を預け 帽子を取って入ります。

スリランカ人は、信仰心がとても熱く、大人も子供も たくさんの人たちが、熱心にお参りしている。




第一窟の自然石に彫られた 約14mの 涅槃仏

 中、第二窟の 涅槃仏。      下、第三窟の約9mの 涅槃仏




 写真はない。第二窟には天井から湧き水が滴り落ちている。この不思議な聖なる水は寺の宝とされ 名前の由来となる。

仏像の写真を撮ってもよいが、単なる置き物ではないので 仏像に背を向けての撮影は禁止となっている。 要注意 !




 それぞれの石窟の入り口に飾られた 彫刻。 右、第1窟の涅槃像の花火のような花模様のある 赤い足裏。 

赤く染めるのは、釈迦が赤土のスリランカに来たことを表すらしいが、他の説もあるらしい。




スパイス ガーデン

ダンブッラ から キャンディ へ行く途中にあるマータレースパイス ガーデン

まるで植物園のようなスパイス・ガーデンで多種多様なスパイスが栽培されている。


まず、木々の生い茂る森の中を、日本語のとても上手なスタッフと一緒に散策。

スパイスの名称、効能などの説明のあと、加工されたスパイスやオイル、薬などの説明がある。




 店の看板がある 入り口付近。 車がいっぱい。     売店。薦められるままに購入。 支払いが大変~~

商品説明を受け 半強制的に 膝や肩にマッサージを受ける。  スパイスガーデン内にあるレストラン(?)で ランチ。




キャンディ

15~19世紀シンハラ王朝がイギリスによって滅ぼされるまでの300年以上にわたり都として栄えた古都。 歴史ある建物が立ち並び 1983年街全体が 聖地キャンディとして 世界遺産に登録された。
スリランカで 最もスリランカらしい町といわれる キャンディは、標高465mのスリランカ中央高地 に位置していて スリランカの仏教の聖地であり、また シンハラ人による最後の王朝の都でもある。


仏 歯 寺(ぶっしじ)(Temple of the Tooth)


仏歯寺 その名の通り 仏陀(釈迦)の犬歯が祀られている寺。 紀元前543年に火葬された 仏陀(釈迦)の 犬歯が4世紀にインドからスリランカに持ち込まれ アヌラーダプラに奉納された。
遷都のたびに仏歯は安置場所を変えたが 最終的に 1590年シンハラ王朝最後の都が置かれたキャンディに奉納された。


仏歯寺の門。  ここで 裸足になる人もいる。       白い塀が美しい 濠にかかった橋を渡る。





  象の背中に仏歯を乗せたペラヘラ祭りの様子を描いた壁画。 煌びやかな絵が描かれた通路は 象が通れる大きさになっている。
 
  柱から天井にかけては 段々になった独特の模様が見られる。 トンネルの通路を抜けると 左右に象牙が立てられた本堂がある。



   本堂の2階に上がると供え物を置く献花台があり、その奥の
   金色の扉の中の黄金の7重の小箱に 仏歯 が納められている。
黄金の仏像とクリスタルの仏像が祀られている部屋に入る僧侶。

 2階にある本堂の中。   右下、仏歯を持ち帰る様子を示したレリーフ。 髪の毛の中に隠したため光が見える。




 仏歯寺の新堂の内部。天井に白と金の美しい模様が刻まれている。象牙で飾られた黄金の仏陀像と 各国から納められた仏像。

  金の扉が開くのを待たずに本堂を出る。 右下、壁には仏陀の誕生から 仏歯寺ができるまでの歴史を描いた絵が多数展示。 




 本堂の中では大勢の人々が、仏歯を納めた黄金の入れ物を拝むため 祭壇の前に花をお供えして 金色の扉が開くのを待っている。

献灯台の周りの大勢の参拝者。蠟燭ではなく オイルランプで。   本堂の北側にある キャンディ王国時代の王の集会所。




      夕暮れ時の 仏歯寺は幻想的。    右、真っ白な シンハラ建築八角堂。 ライトアップされて一段と美しい ! !

全身真っ白な衣服で寺院を訪れ、熱心に祈りを捧げる人々の姿が見られ、その真剣な表情が 荘厳さをさらに増している。




    ペラヘラ祭に貢献した象の剥製がある展示室。     50回ものペラヘラ祭に参加した ラージャという象の剥製。





  仏歯寺の裏手にある 仏教博物館     博物館 の仏陀像     仏塔や仏舎利を入れる物(本堂の踊り場にある)

左、あれ~~ なんの順位だったっけ~~ 仏教の信仰心の深さの順位かな?  日本は16位 でブービー賞。

★スリランカの仏教は 紀元前3世紀頃にインドから伝えられました。現在でも多くのスリランカの修行僧は
 ブッダの時代からの経典を使用しており、スリランカには 原初の仏教の姿が残っているとも言われます。
同じ仏教とはいえ 装飾を見ても分かるように、日本の寺院とは異なり 独特の雰囲気が流れています。





キャンディ湖


     写真提供 ガイドブック
19世紀初めに キャンディ王国最後の王である スリー・ウィクラマ・ラジャシンハ が12年もかけて建造した人造湖。

キャンディは、シンハラ語のを意味するカンダに由来すると言われている。


王朝時代には、湖の中央に浮かぶ島と市内はトンネルで繋がれ、島にはハーレムがあったと伝えられている。

 キャンディーの街の中心にあり 自然に溶け込んでいてまるで天然の湖のよう。  湖畔には、仏歯寺 やマーケットがある。




キャンディマーケット

庶民の台所 となっている キャンディアンマーケット。

 おじさんが指さす 赤色のバナナがとても美味しそう。  パイナップル や マンゴー、他にもたくさんの果物が。




お店で働いているのは たいてい 男性 で、 お客は、女性が多い。

    たくさんの魚、暑くて 干物になりそう~~   肉屋のおじさん~ 大きな丸い台、年季がはいってますね。




うん~~~安い ! !   スイカ も パイナップル も 野菜たち も。。。

朝 一番 だったので、開店準備に大忙し。      どの店も、美味しそうに並べられている。




キャンディアンダンス


    写真提供 ガイドブック
キャンディ王朝の頃に宮廷内で踊られていた舞を中心に、各地の舞踊を組み込んでいった。
コホンバ神に祈願を込めるコホンバ・カンカーリヤという宗教儀礼を起源とし、もともとは悪霊祓いを目的に 踊られていた。


数分程度の演目が10個ほど組まれ、それぞれ変化があり次から次へとテンポ良く展開していくので 飽きることはない。

 豊作の祝いから悪魔祓いまで、スピード感ある様々なダンスや皿回しのような曲芸 アクロバットのような動きなどが登場します。




ヤク・ベラという両面太鼓から繰り出される低音のリズムが心地よく、ペラヘラ行列の写真で よく見かける衣装も登場。

屋外に場所を移して行われるファイヤーダンス。火をなめたり、腕につけてみたり そして 炭の上を渡ります。火傷しそう~





ピンナワラ 象の孤児院


     写真提供 ガイドブック
アジア象の絶滅を食い止めるために 1975年にスリランカ政府の野生生物保護局により創立。
迷子になったり、密猟によって親をなくした子象などを中心に100頭あまり保護されている。
4頭から始まった孤児院は科学的に管理されていて保護される象だけでなく孤児院内で暮らす象た ちの間でも自然の繁殖があり、アジアで最も成功している象の施設となっている。



ゾウの 大行進


来ました ! !

水浴びが終って、川から孤児院の方へ 戻っていきます。





川と孤児院の往復は一般道路です。

大人のゾウの間に子ゾウを入れて守るように歩いています。

圧倒されます ! !
迫力満天 ! !






何十頭もの巨大な象たちが集団で一気に通り抜けていく光景に感激。 

壮観です ! !







こんなにたくさんのゾウを一度に見るのは初めてで感激。   足が不自由な象や、ケガ をしている象もいるらしい。

今まで気づかなかったが、ゾウの歩くスピードが意外と早い !     あっという間に孤児院の中へ入ってしまった。




別の 30頭 ほどが、川へ水浴びに 出かけます。   水浴びが大好きらしく、足どりも 軽やかに(笑) ズシン! ズシン!

象は 1日2回、水浴びをするために 川と孤児院の間を往復しますが、100頭ちかくいるので、飼育員さん大変です。




行くまでは 孤児院に違和感がありましたが、自然の中でのびのび飼育されているので 眺めていても幸せな気持ちになります。

チケットのチェックは 孤児院の入口と川へ行く道の途中の2か所。入場料は外国人価格で 大人2500ルピー とちょっと高め。




孤児院は 広~い公園のような感じで 木陰が多い。    政府の運営で、しっかりとした門構えの 入り口。

町中にあるような売店や、キングココナッツを売るおじさん、休憩所の東屋や 清潔なトイレもある。




 レストランで食事をしながらゾウの水浴びを眺める。 さっきまで晴れていたのに急に大雨です。 でも ゾウは、全~然 平気。

何となくさみし気な二頭の ゾウ。 でも、水浴びをする川は、ジャングルに流れる自然の川なので 野生のゾウと間違いそう。




ネットで見つけた写真2枚。 ゾウの糞で作ったの宣伝。 と、 あっと驚く ゾウの おしりウフフフ  最高~~~

ゾウの糞で作ったは買えてなくて。。。 孫たちへのお土産には ピッタリ だったかも。。。  残念。。。





コロンボ

スリランカの最大都市で、かつての首都。


コロンボは、生憎の雨風です。 マウント ラビニア ビーチ だったかしら。   そして、お洒落な雑貨屋さんに入る。

左から、ガイドさん、私、ドライバーさん、甲東園の奥様、夫、添乗員さんの 6人で個人旅行のような 6日間。 お疲れさま。



いつか 行ってみたい と思っていた スリランカ。期待どおり、いいえ それ以上に 素敵な国でした。
仏教国とは知っていましたが、仏教に対する信仰心は ひょっとして世界一かもと思えるくらい熱心で
真剣な姿があります。 日本人が持ってる 仏教 というものとはだいぶ違っていて 戸惑うことも 多々。
日本女性はみな おしんのようだと思って来日したガイド(32才)さん、あまりのギャップに愕然とされ たそうです。それでも 日本は大好きでとても流暢な日本語を話された。そして、ユーモアたっぷりの ドライバーさん、ちょっとのんびり屋の添乗員さん、甲東園の奥様、私たち夫婦、6人の珍道中となりました。 ビジネスクラス体験 ! インド洋に浮かぶ真珠 スリランカ満喫 6日間 のツアーで、機内はもちろん 出発前のラウンジから とても優雅で快適、クセになりそうです。   2017.08.20 更新


撮影 Canon EOS M3  &  Nikon COOLPIX P610     ホーム    ページトップヘ    




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