2022. 06.27 〜 06.30

サンメッセ日南
宮崎県日南市の海岸沿いにある。 世界で唯一、イースター島の長老会から正式な許可を受けて完全復刻された 7体のモアイ像(アフ・アキビ) が建つ。(高さ5.5m 重さ1体18〜20トン)
モアイの意味は ″″は未来、″アイ″は生きる、すなわち″未来に生きる″という 意味が込められている。
1996年に村おこしと平和を願って設立され、″太陽と南洋浪漫″をテーマとする観光施設。
また日本チームの修復によりイースター島"ラパヌイ国立公園″として世界遺産に登録する事ができた。

サンメッセ日南
(朝のサンメッセ日南)


日南海岸を望む小高い丘に、どこまでも続く青い空と海を背景に佇む "7体のモアイ像(アフ・アキビ)"








地球の真の平和を願い太陽からのメッセージを受けて地球に許される生き方に気づく

をテーマに設立された公園。










イースター島の長老から復刻の許可をもらい学術的な精密さをもって再現された7体のモアイ像

(逆光でモアイ像は真っ黒)






サンメッセ日南


園は4つの施設を中心に構成
        されている。
@地球感謝の鐘
A二十一世紀出発の燈、
        愛善無怨の燈
Bユネスコ世界遺産展示パネル
Cモアイ像







日南海岸は、モアイ建立に相応しい景観であるとされ、
本家 "アフ・アキビ″ と同様に西を向いている。

(右の写真はネットから)








イースター島から正式な許可を得たモアイ像10体
海沿いに並べられた7体、そしてイースター島を連想させるため3体が斜面に建っている。
(3体はどこ? 聞いてないよ〜)

(右の写真はネットから)







サンメッセ日南

(朝のサンメッセ日南)

石工の 左野勝司氏 は、
モアイ、アフ・アキビ7体を精魂込めて彫り上げ サンメッセ日南の地に建立した。

また、イースター島の石は持出し禁止のため福島県白川村 の凝灰岩で作られている。





不思議な霊が宿ると信じられているモアイ像。

左から、 仕事運・健康運・恋愛運・旅行運・結婚運・
金運・学力アップ。

像に触れることで願いが叶うと言われている。





1992年にイースター島のモアイ像修復チームができる。
・株式会社タダノ
 (四国のクレーンメーカー)
・奈良国立文化財研究所
・石工の左野氏(飛鳥建設)
3年かけて15体のモアイを立ち上げる。この奉仕と友情に対し日本でモアイ像の複刻が許可された。







サンメッセ日南
(写真は全てネットから)

西日を受けて美しい
モアイ、アフ・アキビ7体

モアイ像が見える
  空飛ぶ絶景ブランコ!





膝を組んだ姿勢で座る
     ヴォワイアン像
″ヴォワイアン″はフランス語で見る人という意味

斜面に横たわるモアイ像



        



丸尾滝


鹿児島県霧島市に位置し、
霧島神宮に向かう国道223号線の道沿いにある。

近くの温泉水を集めて流れる珍しい“湯の滝”で 高さ23m 幅16mの豪壮華麗な滝。

ほんの少し 滝から 湯けむりがあがっていた。


坂本龍馬も新婚旅行で この滝を眺めたらしい。


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霧 島 神 宮

鹿児島県霧島市霧島田口にある。 令和4年2月9日 霧島神宮本殿、幣殿、拝殿が 国宝に指定されている。
創建が6世紀頃と伝わり 天孫降臨神話の主人公であるニニギノミコトを祀る数少ない神宮号を名乗る神社

霧島神宮


社殿はいずれも朱塗りの華麗なもので特に本殿は内部も豪華に装飾され贅をこらしている。

神社建築で、外部だけでなく内部にまで装飾をこらしたものは珍しく西の日光の別名を持つ。


左下、
天の岩戸神話に出てくる 招霊(おがたま)木
神霊を招く木として植えられ、昔はこの小枝を使って神事を行っていた。


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霧島神宮


樹齢800年の "御神木″
     「霧島メアサ」


神木の杉は 樹齢約800年と推定されていて、
  三の鳥居の横にある。

南九州の杉の祖先ともいわれている。

裏に回ると、木のコブが
烏帽子(えぼし)を冠り手を合わせる神職の姿に。


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霧島神宮



本 殿


さざれ石
国歌「君が代」にも出てくる有名な石。

長い年月をかけて大きな石となったさざれ石は 小石が溶けた石灰岩によって集結した様子がくっきり。


四方竹(シホウチク)
茎がほぼ四角形で タケノコが秋に出るらしい。


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高千穂牧場
高千穂牧場


霧島連山のふもとに広がり
宮崎県都城市に位置する。

早くホテルに着いたので 出かけることにする。

7〜8分で到着。
結構広くて上の売店まで遠い。

通りがかりの男性にきくと、

入り口の待合所で番号札を取り電話をするとカートで迎えに来てくれる。と。



思っていたより充実してて立派な施設がいっぱいある。

食べるコーナー
・まきばのレストラン
・フードコート
・ソフトクリーム

遊ぶコーナー
・見学(牛乳が作られる過程)
・体験(乳しぼりや乗馬)
・ふれあい(元気な動物たちと)

買うコーナー
・高千穂牧場の売店
・お土産
・オンラインショップ


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高千穂牧場


帰りはカートを呼ばないで歩くことにする。


売店のベンチで飲んだ
飲むヨーグルトは最高!!

なので思わずたくさん買ってしまって 重い!!

ほんとうは、牧場 一押しの
ソフトクリーム食べたかった〜〜〜



平日の夕方なのに若いカップルや家族ずれが結構訪れて楽しんでいた。

旅のコースには入っていないが、来てよかったぁ。
当たりくじを引いたようで嬉しい〜〜



随分雲が広がってきた。

霧島五連山とおもわれる山々を眺めながら降りてくる。



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高千穂牧場



牧場からホテルへの帰り道に
お洒落な家が建っている。










しばらく行くと
    また 素敵な家です。

現在、使用されているか
どうか判らないが、











高千穂牧場から ホテルまでの道の両側は 別荘地だったのかしら・・・



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鹿児島市
    (車窓から)



鹿児島市に向かう。











九州道 に入る。











九州の高速道路は 渋滞 しないらしい。

スイスイ 進む。


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鹿児島市

    (車窓から)


桜島が見えてくる。











桜島と 民家と 水田。

気持ちいい景色が続く。












九州自動車道 "鹿児島北IC″ で降りる。




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城山展望台

城山は市街地の中心に位置する標高107mの小高い山。明治10年(1877年) 西南戦争の最後の激戦地となったため、西郷洞窟西郷終焉の地など 周辺には西南戦争にまつわる史跡が多く存在する。

城山展望台


桜島、錦江湾、鹿児島市街地が一望できる。

眼下には照国神社の鳥居が見える。










夜景が美しいことでも有名で "東洋のナポリ"と称えられているとか。









天気の良い日には遠く霧島や指宿の開聞岳も見えるらしい

クスの大木やシダ・サンゴ樹など約600種の温帯・亜熱帯性植物が自生する。


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城山展望台



城山自然遊歩道には、照国神社横の探勝園と岩崎谷の薩摩義士碑の 2ケ所の入口がある。






左下、
階段の先に、西郷隆盛が 最後に立てこもった洞窟 がある。


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鹿児島市街
     (車窓から)

西郷隆盛 終焉の地

右、城山を背に立つ
    西郷隆盛の銅像







左下、
西郷隆盛が 最後に立てこもった洞窟


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鹿児島市街
     (車窓から)

つるまるじょう ごろうもん
鶴丸城 御桜門(鹿児島城)
2020年 日本最大の城門として復元された。

鹿児島市立美術館






照国神社 大鳥居



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“指宿のたまて箱”

鹿児島中央駅〜指宿駅間を毎日3往復する“陸の竜宮城”。 砂むし温泉で有名な指宿は竜宮伝説の発祥の地ともいわれていて 竜宮城といえば乙姫様、乙姫様といえば “たまて箱”。 そのたまて箱のような“開けてびっくり” な驚きと感動の列車旅を楽しませてくれる 特急 “指宿のたまて箱”
2011年運転を開始。愛称は“いぶたま”で、海側が白 山側は黒く塗られた斬新なデザインとなっている。

″指宿のたまて箱″


″指宿のたまて箱″がホームに入ってきました。












1号車に乗ります。

ホームまで黄色と黒に塗られています。











IBUTAMA 君 
   折り返し運転です。


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″指宿のたまて箱″


当初、白く塗られていたらしいが。。。
11年経って少し日焼けして黄色くなったみたい。










“たまて箱” ワクワクです。












指宿に向けて出発 !!




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″指宿のたまて箱″
     (車窓から)

左側の席に座れたので桜島がバッチリ。

鹿児島市街地を抜けて進みます。









桜島と錦江湾 @   

町中をぬけると雄大な桜島が登場!










桜島と錦江湾 A   

車窓いっぱいに 青く輝く
錦江湾。



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″指宿のたまて箱″

     (車窓から)

桜島と錦江湾 B。

いいですね!!








途中の停車駅は、
      喜入駅 のみ。

喜を入れると書くため縁起が良い駅として親しまれている。
また駅から、知覧武家屋敷へ行くバスが出ている。






車内の様子。

レトロな感じが何とも言えません。

2号車は 対照的に楽しい雰囲気で11席が海に向かって座るカウンター席になっている。


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″指宿のたまて箱″


指宿駅の 裏側。












駅前のオブジェ。

龍宮伝説の指宿へようこそと書かれている。











指宿 STATIONの 表側


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長 崎 鼻

    (車窓から)


指宿駅から長崎鼻に向かう













南国らしい街路樹が並ぶ。













ハイビスカスが美しい。

道路も空いてて
   快適なドライブ!



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長 崎 鼻

    (車窓から)


盆地の集落。

地名は判らない。









鰻温泉の看板を見つける。

火口湖・鰻池のほとりのひなびた温泉場で、西郷隆盛も滞在した湯治場として知られる。









長崎鼻が見えてきた。

薩摩半島です。



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長 崎 鼻


薩摩半島の最南端に突き出た岬。

長崎鼻 灯台 を望む。










竹島 や遠く 屋久島まで見えることがあるらしい。











開聞岳 です。

あいにく中腹付近に大きな雲がかかっていた。


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長 崎 鼻


霧島錦江湾国立公園に指定

浦島太郎が竜宮へ旅立った岬と言い伝えられ竜宮鼻の別名を持つ。










浦島太郎を2回まわって亀を撫でたら願い事が叶うと書かれている。










龍宮神社 の立札。

豊玉姫(乙姫様)を祀る。



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龍宮神社

古事記、日本書紀にも記載のある豊玉姫・別名乙姫様が祀られている。
海の守り神や浦島太郎乙姫様が出会った場所として知られる。









神話では、海幸彦の釣り針を失くした山幸彦が、それを探し求めて出かけた先が 竜宮とされている。










山幸彦はのちに豊玉姫と結ばれるがその子孫が天皇家へと受け継がれていく。



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開 聞 岳
    (車窓から)


鹿児島県の薩摩半島の最南端に位置する標高924mの火山。










周囲に山がないため南薩摩のほとんどの地域から円錐形の姿を見ることができ、
”薩摩富士” の別名を持つ。










錦江湾の入口、海門にあることから、いつしか
かいもんだけと呼ばれるようになったらしい。


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池 田 湖
    (車窓から)


長崎鼻から池田湖へ向かう











大昔の火山活動によって陥没してできたとされる周囲約15km 最大水深233mのカルデラ湖。









大きさは九州最大。
湖水は藍色に澄み12月下旬からは菜の花 4月中旬からはポピーやパンジーが湖畔を彩る。


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桜 島


桜島 噴火??

朝、偶然 窓の外を見る。
桜島が噴煙を上げている。










少しずつ大きくなる。。。













もしかして。。。。



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桜 島


噴煙は空高く広がっていく。












今にもこちらにやってきそう











30分経ったかしら。
何事もなかったかのように青空が広がる。

ホテルのロビーから。


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せ き の お の た き
関 之 尾 滝

宮崎県都城市関之尾町にある。 大淀川の支流・庄内川にある「日本の滝百選」にも選ばれた名瀑。
幅40m 落差18mと迫力満点! 昭和45年に架けられ 平成13年に大規模な改修を受けた吊り橋からは 轟音をたてて流れ落ちる滝を間近で見ることができる。上流に行くと関之尾甌穴群がある。

関之尾滝


駐車場からすでに滝の轟音が聞こえ、整備された遊歩道を進むと滝見広場に到着










滝の前にはつり橋がかけられていて、滝を間近に見られる。












緑に囲まれた大滝。

滝見広場から。



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せきのお おうけつぐん
関之尾甌穴群


甌穴”とは河底や河岸の岩石面上にできる円形の穴のこと。





火砕流でできた地層に清流が流れ込み小さな石や岩石の破片が回転することで この地層に穴が開いて形成されたもの。

ゴツゴツとした岩が集まったように見えるが実はすべて繋がった1枚の岩盤。

最大幅80m長さ600mの規模は世界一と言われている






左、滝に伝わる悲恋物語
お雪さんの盃流しの光景。

(左の写真はネットから)


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関之尾滝


吊り橋中央から川面を見る

ハート型の石 発見。









関之尾公園内は、宮崎県を代表する歴史的に価値の高い用水路が3路線ある。

・南前用水路
・前田用水路
・北前用水路








気が遠くなるほどの長い年月をかけて作られた場所。

大自然のパワーが感じられる場所となっている。


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関之尾滝

明治時代に岩を掘って作られた人工の滝・男滝と女滝

上、 男滝。





下、 女滝。

男滝と女滝に恋人同士がそれぞれ酒を流すと必ず2人は結ばれる、との言い伝え が残っている。

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青 島

宮崎県宮崎市青島。

青島へ渡る弥生橋のたもとの″幸せの黄色いポスト″。

豊玉姫彦火火出見命が熱烈な恋文のやりとりをしたという言い伝えにより誕生する。







周囲1.5kmほどの小さな青島は、島そのものがパワースポットと言われる。










島の中央にある青島神社

山幸彦・海幸彦の神話に登場する山幸彦とその妻豊玉姫などが祀られる。

(左の写真はネットから)

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堀切峠



宮崎県宮崎市大字折生迫。

山道を走りぬけると目の前にフェニックスと青い海の風景が現れる









近くには「道の駅フェニックス」がある。
ソフトクリームと宮崎産マンゴウを購入する。









海岸沿いから海を見下ろすと奇岩″鬼の洗濯板″が広がっている。

海を見下ろす展望所も設けられていて、ここから見下ろす太平洋の景観は素晴らしいの一言。


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シェラトン・グランデ
・オーシャンリゾート


3泊目のホテル
シェラトン・グランデ・
  オーシャンリゾート

全室オーシャンビュー。

朝日が昇ってくる。









早朝。釣舟が行き交う。














ホテルの ロビー。




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日本から約15.000Km、南太平洋上の絶海の孤島 ラパ・ヌイと呼ばれる イースター島。一度行ってみたい。
でも 実現しそうもないので、忠実に復刻された モアイ像 が見られる 南九州の旅に参加です。
西側を向いていて夕日に照らされる美しい姿の7体のモアイ像(アフ・アキビ)が見られるはずだったのに・・ 出発日の関係でサンメッセ日南が休園のため やむなく翌朝の入園になり 逆光の黒いモアイ像になりました。 ちょっとビックリ!! モアイ像は、日南市だけでなく、宮城県南三陸町や、香川県女木島にもあるようです。 そして、日本には他にもまだモアイに出会えるスポットがあるという噂もあります。  2022.8.12 更新


カメラ:Canon EOS kiss M レンズ:Canon EFM 18-150mm f/3.5-6.3 IS STM     ホーム     ページトップヘ   







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